1.週末起業・はじめの一歩いまさらですが、「はじめの一歩」を書きます。なんで後ろのページに「はじめの一歩」を書くの?というご質問があるかもしれませんが、藤井先生の「週末起業」という本が評判になったり、「週末起業」というコトバが一般の週刊誌などにも使われるようになって、なんとなく「週末起業」というコンセプトは既に知識として前提のようなつもりでしたが、実はそうでもない、ということに今更気付きました。 あ、「何で後ろのページに」の答えですか?いや、後から気が付いたということと、単純にページを入れ替えるのが面倒くさかったということだけです。ホームページのお手入れってそういうところ、ホントに手間ですよね。手間のかからないブログにしようと、3ヶ月前くらいから考えてはいるんですが、まず先にこのホームページを仕上げなきゃと思うと、なかなか前に進みません。 閑話休題。続きです。 おかげさまで、多少メールをいただけるようになりましたが、実は「週末起業」そのものについての質問が結構多いのです。 「週末起業」って何をするんですか?とか、「どうやるんでいか?」とか。 TOPページで少しは書いているにもかかわらず、ですよ。 同じく週末起業を名乗っていても、当然ですがその人によってビジネスのタネはいろいろなのですが、「週末起業」というビジネスがあるように誤解されているんです。 このページで「発送代行」をメインに採り上げているため、「週末起業」って、発送代行をすることなんですか?という質問もあります。 違います。 「週末起業」というのはサラリーマンが週末だけ自分でビジネスをする=起業をするってコトで、週末だけ起業をするから、週末起業なんです。 起業をするってことはつまり、自分で自分を雇用する、ということですよね。サラリーマンは雇用、つまり他人に雇われていますね。他人に雇われる立場から脱する、というのが週末起業のひとつのツボです。 その意味で、週末にアルバイトをする、というのは週末起業ではありません。 アルバイト、つまり雇い主がいて、その会社で週末だけ働くのでは、他人に雇われる立場から脱することにはなりません。 まぁ、両方ともサラリーマンの給与以外の収入を目指すということでは同じですから、違いを強調しても意味ありませんけど。 2.週末起業を始めるのに会社登記は必要か?いろいろな論の立て方はあるのでしょうが、結論を先に言うと私は不必要だと思っています。法人を作ったほうが「やる気」になるからいい、という言い方も出来ますし、節税対策になる、という言い方もできます。有名な行政書士さんがお書きになった本では法人化を積極的に奨めていますね。 「やる気」になるということも言えるかもしれませんが、これは登記と関係ありませんよね。「節税対策」はまだビジネスを始めてもいないのに、少し気が早いように思います(それと、併業禁止規定がまだ残る会社で法人の役員になると会社側に口実を与えることになります。法人登記の閲覧は誰でも出来ますから、動かぬ証拠になります。まぁ証拠といったって犯罪じゃありませんから、開き直ることも可能ですが、そこで本業と競合するビジネスをしていると、会社に対する裏切り行為に受け取られかねません)。 デメリットもあります。法人にすると法人住民税というのが、初年度からかかってきます。法人所得税(いわゆる法人税)は、確かに利益が出てからですが、まだ儲かっていない(どころかそもそもビジネスを始めてもいない)のに、年間7万円も税金がかかるというのはちょっとイタイ。 月々にすれば僅かですが、たいがい支払い時になって工面するものですから、結構バカにならないんです。まぁ、年間7万円程度が支払えないんだったら、起業なんかしないほうがいい、という突き放した言い方も出来るでしょうけど、儲かるかどうかわからないからサラリーマンのまま週末起業をするのですから、少なくとも週末起業の間は税金が払いたくて払いたくいしょうがない方を除いて、あせって法人化などしなくてもいんじゃないの、というのがお助け本舗の立場です。 確かに節税対策という面はあります。赤字が3年間繰り越せたり、必要経費が控除できたりします(必要経費の控除は個人事業でも出来ます)。 ただ、儲けが年間1000万円程度にならない限り、それほどのことはない、と私は聞いています(ただし専門家ではないので細かいことは分かりません)。 では個人事業として届出が必要か? これも、当面は必要ないんじゃない。というのがお助け本舗の立場です。 サラリーマンは本業以外に年間20万円以上収入がある場合は、申告が必要です。逆にいえば年間20万円以内であれば申告しなくてもいいことになります。 その程度はスグ超えちゃうよ、という幸せな方もいると思いますが、これも税金を払いたくて払いたくてしょうがない方はともかく、ちょっとでもオーバーしたら…というほど心配しなくてもいいのでは…(これ以上書くと脱税のススメみたいに誤解されますので、ここには書きません)。 少なくとも「個人事業」という区分は税務署の区分であって、身分ですとか権利(?)ではありませんから、個人のままで大丈夫です。(ただし申告はキチンとしてくださいね) ただ、個人事業主として初めから届けると、青色申告が選択できます。青色申告というのは簡単に言うと、複式簿記でキチンと決算書類を提出するということです。大雑把に白色申告で済ませることもできますが、青色申告のほうが手間もかかるけど、特典もある、ということです。 特典の一つに赤字繰越(相殺)が出来る、というメリットがあります。これは、去年までの赤字を今年の黒字から差し引くことが出来る、というものです。利益が小さくなればそれだけ所得税が減ることになります。個人の雑収入のまま事後の申告をしていると、たとえ去年が赤字でも、今年利益が出ていれば税金がかかってしまいますから、大きいメリットですね。 個人事業主の場合(中小零細の法人の場合も同じですが)、そのメリットを受けるためには初年度から青色申告を選択しておく必要があります。ただしこれもウンと大きな利益が出ることが見込める場合ですね、メリットといえるほど所得税を減らすことができるのは。 3.会社にバレない?再三書きましたが、サラリーマンの雇用契約は1日8時間です。もちろん必要な場合残業をするのも義務ですが、法律上は1週間に1日、殆どの職場では1週間に2日間の休みがあります。その他に有給休暇もありますね。 例えば有給休暇には会社の保養所(これもいまは殆どなくなりましたね)に行くこと!または何処そこには行ってはいけない!とか規制されるとしたら、どうですか?何でだよ!と思うでしょ。 週末起業だって同じですよ。終業後に、あるいは会社の休業日に何をしようと、会社の支配権は及びません。そんな労働契約はしていない筈ですから。ただし、就業規則に併業禁止規定がある場合は、その限りではありません。 雇用契約には、就業規則を守るという約束がありますから。かつて日本の企業の大部分にはこの併業禁止規定がありました。ただ、最近は大手企業は相次いでこの併業禁止規定をなくしています。 これは実は会社が物分りが良くなったということではありませんが(このことは改めて説明します)、これがなくなることによって週末起業は大っぴらに出来ることになりました。 ただし、中小零細企業には昔と変わらずこの規定が残っていますし、あるいは働く人々自身にサラリーマンの身分のまま起業をすることが罪悪のような旧い意識が残っていたりします。 それと、法律上は争えることであっても、会社と波風を立てて論争したくない、ということもあります。理屈で言い負かしても、実質上居づらくなれば、結果として同じですからね。それに、隣の席の同僚に「儲けている」ことを知られたくありませんよね。 あ、それと起業のネタですが、つまらない誤解を避けるためには、なるべく本業と離れているほうがいいでしょうね。会社が週末起業を認めている場合は別ですが、特にデザイナーのような特殊な技能を売っている場合は、場合は、どこで線を引くのかを自分の中でルール化しなければなりません。 私の場合は特殊な技能とまではいえませんが、マーケティング関係でニッチな部分なものですから、これをネタにしようとは思っていません。というか、週末起業にまでそれを持ってくると、昼間も夜も週末も同じ仕事に追われるようで、嫌ですね。もちろん嫌いではありません。 藤井先生は好きなもの・得意な分野を週末起業にすれば…といっていますが、デザインの仕事が好きでその職業を選んだとすれば、週末起業もそれになるでしょうが、それでいいかどうかはちょっと難しい問題ですね。 4.サラリーマンに適した週末起業
5.オマケの知識
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週末起業って何ですか?会社を辞めずに起業すること。方法ですか?週末起業フォーラムに参加すれば、手取り足取り教えてくれます。 「週末起業」はじめの一歩は、迷わずココでしょ。私もかつて2年間このフォーラムの会員でした。結局ココにいる間は何もしなかったんだけど、今年になって某所で藤井先生のセミナーを受講。それがキッカケとなりました。 サラリーマン副業宣言 週末起業というコンセプトを上記藤井先生が発案する前から副業をしていた通称サラフクさんのホームページ。個人としても、自作CDを販売しています。CD販売のページはココ。 情報商人のすすめ・ロックノーブル インターネットマーケティングのコンサルタント第一人者の岩本貴久さんのホームページです。2004年4月に「情報商人のすすめ」(総合法令)という書籍を出版され、たちまちのうちにベストセラーになりました。 岩本さんのノウハウは必ずしもサラリーマンの週末起業を対象にしたものではありませんが(そんなに小さくない、というべきかもしれません)、週末起業にはインターネットビジネスが最も適していると私は思っていますので、その意味で必見です。メールマガジン「インターネット虎の巻」は、このノウハウ流出でタダで本当にいいの?という内容です。 何もしないで月50万円!幸せにプチリタイヤする方法
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